
How Angels Take Flesh: On world’s end girlfriend – “Angelus Novus”
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天使が人間になるとき、血肉はぼろぼろに。world’s end girlfriend の新作「Angelus Novus」は、前例のない狂乱そのものだ。
終末の角笛は過去から響き、変革の角笛は未来から響く。澄んだ音が、自己という戦場へ降りてくる。生命は一輪一輪の花へと一斉に爆ぜていく。
高処、寒に堪えず。天使は「燃えていく街をみている/髪飾り外して」。この世界は『ベルリン・天使の詩』よりもさらに混乱しており、そのため愛さえ暴力へと変わる。「銃撃の中から/出会えた/同じ孤独を抱いて/殺し合う/その世界で」。だが、愛の名のもと暴力がなければ、どうやって天使の透明な身体を貫けるというのか。
天使たちは永遠に図書館で静かに観ている、凡人たちのあいだの虚空をさまよい、ひそひそと囁く。いっそ太陽を塗り、月を塗り消す、冷ややかな眼を閉じて、凡人の乱舞に身を投じる。Memento mori. Carpe diem!
サビの旋律は単純で、そして痛切だ。上昇し、落下し、また上昇し、また落下し、やがて抗えぬ重力へ墜ちていく。「羽を捨てて/花を抱いて」、君と罪へ墜ちていく。いわゆる善と悪も叩き壊していく。流星のように、大気を裂いて燃え、金属は溶けて剥がれ、羽は炎となって散る。墜ちて、千切れていく、運命の手に落ち。燃え、浮沈し、千鈞の槌に打たれ、繰り返し鍛えられる。やがて凡人の足音が響く。それが角笛だ。
走れ、二十八年一日のように。どこか滑稽さを帯びたその疾走は、「GODLESS ALTAR Part 2」「GALAXY KID 666」「all imperfect love song」「Frankenstein Dead Heat!」から来ている。走れ、見えぬ闇を抜け、行方知れぬ夜明けへ。
このまま
このまま
このまま
落ちて
このまま
このまま
このまま
生きる
天使の石像を打ち砕くと、血肉が露わになる。胸の空洞では、花々が新たな心臓を編む。
嵐が響く。皮膚をえぐる風に耐え、頬を打つ雨を拭う。それが凡人としての最初の旅だ。流星が突き刺さるように墜ち、燃え尽きる。それは自己を砕く瞬間だ。
ジャケットの、男でも女でもない純真な魂が、降下の直前にある。ボーカルはスタイルに馴染まないが、この高難度の旋律を形にしているだけでも容易ではない。
天才は孤独だ。もはや孤独でない者は、乱れている。翼を失い、肉体の重さを抱えて、新たな己に抵抗し、祝福する。行け、虚無から「虚空」という皮膚を生やし、虚空から血肉を生やせ。見よ、新しい世界が瞬いている。
Bella Han
2026.5.7
Translated with ChatGPT and DeepL